Radfahrers Nachtlied

ドイツの自転車競技選手・アンドレアス・クレーデンを中心とした自転車ロードレースと、極々たま~にクラシック音楽やその他のテーマに関する雑文

ツアー・オブ・北京は今年で終了の模様

さてさて、ブエルタもコンタ君の見事な総合優勝で感動的に幕を閉じ、世界選手権は只今開催中な訳ですが、
http://www.cyclesports.jp/depot/detail.php?id=10193
この報道によれば、来年のワールドツアーからツアー・オブ・北京は消えるそうです。

まあ、私は別に嫌中派ではないのですが、といいますか、私は今の中国の政権が良い政権だなどとは全く思いませんし人権問題や対外姿勢など問題大ありだとは思いますが、かといって「中国のやることはみんな悪」みたいなネトウヨ的反中思想も持っていません。中国には(日本もですが)今後もっと人権を尊重する平和的な国家になって頂いて、その上で日中友好、アジアの友好が進めば良いくらいに考えている人間です。
にしてもマッケイドの妙な中国押しには違和感を感じていました。ツアー・オブ・北京の後にはツアー・オブ・杭州なるステージレースまで行われようとしていましたし、アジアにワールドツアーを広げるのは良いとしても、それならワンデイレースも含め日中韓や東南アジアで分散させるべきで、同じ国でステージレース二連発はないだろうと思っていました。
そのツアー・オブ・北京も始まってみれば大気汚染が問題となったりマイケル・ロジャースが食物汚染でドーピングのとばっちりを受けたりと、やはり問題ありのレースでした。
UCI会長が交代し、廃止になるのもわかるような気がします。

アジアでワールドツアーのレースをやるならジャパンカップをワールドツアーに組み入れてほしいですね…