Radfahrers Nachtlied

ドイツの自転車競技選手・アンドレアス・クレーデンを中心とした自転車ロードレースと、極々たま~にクラシック音楽やその他のテーマに関する雑文

2位じゃ駄目なんでしょうか? 第19区

駄目じゃないと思います。「2位も100位も同じだ」とかいう人もいますが、同じじゃありません。数学の基礎知識があったら簡単に分かることです。

さて、今日の第19区のコースは04年の第17区とほぼ同じでしたが、その04年17区の結果はこんな感じでした…

1.豪腕(後に剥奪。勝者なし)6時間11分52秒
2.我らがクレーディ +0秒
3.ウルたん +1秒
4.バッソ +1秒
5.ランディス +13秒

そして今日の第19区の結果は…

1.ルイ・コスタ 5時間59分01秒
2.我らがクレーディ +48秒
3.バーケランツ +1分44秒
4.ジェニエ +1分55秒

04年の17区については5年前に書いた記事でも一部触れました。うーむ、いろいろと感慨深いですね…

そんな中、クネゴさんら起訴というニュースも入って参りました(読売)(CN)。

ハミルトンの「シークレット・レース」などを読む限り、一流選手の間でドーピングが常識だった時代というのが確かにあるようですから、この調子で行くと我らがクレーディについても、いつ起訴とか告発とかがあってもおかしくはないような気もします…まあ、そうなったら腹を切る、じゃなくて腹をくくるしかないですが、今はただ、引退も近いかもしれないクレーディの美しい走りを少しでも目に焼き付けておくのみです。
今後何が起ころうとも、今日の19区の録画は16区のそれ以上に私にとって宝物となることでしょう…。