Radfahrers Nachtlied

ドイツの自転車競技選手・アンドレアス・クレーデンを中心とした自転車ロードレースと、極々たま~にクラシック音楽やその他のテーマに関する雑文

パスタソースの不思議

さて、ツール開幕が近づいてきましたが、裏で開催されるオーストリア一周の方も公式ページの暫定(?)スタートリストを見る限りカンチェラーラボーネンバッソ等、なかなか豪華なメンバーでこちらの方も少々気になります。ただしステージ構成をみると序盤にいきなり頂上ゴール山岳ステージを連発し、その後難易度が下がるという典型的な竜頭蛇尾型で、この辺もう少し考えた方がいいんじゃないかとも思います…とはいえ、最終日が首都ヴィーンでのパレードステージ、その前日を平地TTにした場合、生真面目なゲルマン系国民は平日休んでまで沿道に来ないので、山岳ステージを日曜付近に持ってこようとすると冒頭しかない、という理由なのかもしれません…。でも劇坂キッツビューラーホルンへゴールするクイーンステージは月曜だし…


ところで、自転車とは何の関係のない話…
市販のパスタソースには日頃大変お世話になっているのですが、このパスタソース、冷たいままフライパンに開けて弱火で暖め、そこに固めに茹でたパスタを加えて加熱しながら絡める、という方法で作るのが最も簡単でしかも本格的な出来上がりになると思うわけです。イタリアではレストランで出されるパスタ料理はパスタとソースが絡んだ状態で供されるのが普通だそうで、今では日本でも特に高級店に行かなくても、「イタリアン」を掲げている店ならパスタとソースは絡んだ状態のものが出てくるようになりました。今時、パスタの上にソースがかかっているだけ、なんて「喫茶店のミートソース」くらいではないか?と思います。
ところが、市販のパスタソースの作り方の説明では、未だに「レトルトパックを熱湯で暖め…」などと書いてあります。この方法だとパスタを茹でるのとは別に鍋に湯を沸かさなくてはならないうえ、ソースが暖まるのに3分〜5分と時間がかかります。ガスが無駄なような気がします。しかも、熱くなったレトルトパックを開封するのは少々難儀であるうえ、出来上がりもパスタの上にソースがかかっているだけの「なんちゃってイタリアン」にしかなりません。
「電子レンジで温める場合は必ず別の容器に移し…」とも書いてあったりするわけですが、電子レンジで温める場合も熱くなった容器から熱くなったラップを剥がすのは面倒だし容器を一つ汚さなくてはならないし、出来上がりが「なんちゃってイタリアン」なのも同様です。
なぜわざわざ手間がかかるうえに本格的な出来上がりにもならない方法が未だに箱に表記され推奨されているのかわかりません…。レトルトパックとは熱湯で暖めるものだ、という制作者の固定観念のせいでしょうか。

さて、次はプリンのカラメルソースはプリンの上にあるべきであり、某○ッチンプリンのように皿にひっくり返して出す機構がついているものは別として、ひっくり返しても出てこないプリンはカラメルソースを上に乗せるべきである、ソースが下にあるプリンは飯の下にカツのあるカツ丼や飯の下にカレーのあるカレーライスと同じくらい間違っているのではないか?という話を展開しようと思ったのですが、時間がないのでくだらない話この辺で…