ツール第7、8区を終えて
さて、前回書いたことが悪い方で的中してしまいましたね…。
最初の本格山岳頂上ゴールとなった第7区で我らがクレーディは早々と総合優勝争いから脱落してしまいました(涙)。
第8区の放送中、宮本あさかさんが電話レポートで「それでも我々はクレーデンをエースとして闘う」というギャロパン監督の談話を紹介していましたが、実はクレーディ自身が第7区ゴール後の時点でツイッターでこれを否定するようなことを書いていました。簡単に要約すれば、「私はかつてバスク一周やパリ〜ニース、ティッレーノ〜アドリアティコ等でエースとして走ったことがあるが、それはベストな状態の脚があればこそ出来た話。今日は優勝候補たちについて行けるだけの脚はなかった」としていました。
ギャロパンとしてはクレーディのポテンシャルの高さを見込んでそこに期待したのでしょうが、結局第8区でも最後の1級峠で遅れだし、最終的にはウィギンスらから2分近く遅れてしまったのは皆様ご覧の通り…。総合成績でも4分42秒遅れの19位まで下がってしまいました。
わたくしは去年、2012年のツールのコースが発表された時からエースはクレーデンしか有り得ないと申してきましたが、それは去年の前半のように、彼の実力が十分に発揮できるようなコンディションであればの話です。
やはりレヂオ軍としては今後はスベルディアをエースとして闘ってゆくべきでしょうね…。
そうそう、オーストリア一周の方は今日が最終日。4日の第4区で総合首位にたったフールサンが最後まで首位を守り切り、総合優勝を果たしたようです。