Radfahrers Nachtlied

ドイツの自転車競技選手・アンドレアス・クレーデンを中心とした自転車ロードレースと、極々たま~にクラシック音楽やその他のテーマに関する雑文

パリ〜ニース終わってボーッとしてたらもう次のレースだ!

いや〜3月の中ごろに仕事で一山ありまして、なんか書くのはその一山超えてからでいいや…って思ってたのですが、超えたら超えたで虚脱感で頭がボーッとして何もやる気が出ず、ウィスキーなどを煽りながらストリーミングでカタルーニャ一周やE3ハーレルベーケを堪能する夜々…

という訳でこんな今更になってしまいましたが、今年のパリ〜ニース回顧を…
我らが偉大なるクレーディ、プロローグでは得意のはずのTTで184選手中86位と低迷し、いや〜衰えたな〜と感じたのですが、ゴール前に2級山岳のあった第3、第4区では多くの選手が遅れメイン集団が絞られる中、常にメイン集団の前方に位置し続け、先頭からタイム差なしは当然のこと、順位も結構な上位でゴールするという、総合優勝した一昨年のバスク一周を思わせる気合の入った走りを見せました。
これはかなり好調なのかも?と期待して迎えた頂上ゴール第5区でしたが…区間優勝のポートから46秒遅れ、タランスキーらのメイングループから13秒遅れの区間13位という、まあ悪くはないが良くもない、うーむ、こんなもんかな〜という成績でしたね…。
でもって、ラヂオ軍公式ページに乗っていた第5区後のコメントはこんな感じでした。
「いや〜、最後の登りでは可能な限り長く着いて行くために全ての力を脚に与えましたが、最良の状態の脚を持ってはいませんでしたね。最終的にはタランスキーの集団からは大きく遅れませんでしたが、ポートはとても強かったですね〜
日曜日のTTでは良い脚があるといいんですがね…」

そして迎えた最終日の山岳TT、ポートから1分16秒遅れの区間11位、再び「こんなもんかな〜」な成績でしたが、最終総合成績では一桁の9位というまずまずな成績で終わりました。まあ去年よりは調子いいんじゃないでしょうか…ただし最終日のタイムだけだと去年より22秒遅いようです。まあ、気温や風向など気象条件が違うものを比較してもしょうがありません…!


さて、そうこうしているうちにもう今日からクリテリウム・アンテルナシヨナル(公式サイト)がスタートしてます。平坦な第1区ではトップのテオ・ボスからタイム差なしの13位、7kmのTTではポートから9秒遅れの8位と、TTでもパリ〜ニースの時より調子を上げてきたようです。初日終わっての総合成績も同じく9秒遅れの8位といいところに付けてます。より上位にポート、フルーム、タランスキーなど新興勢力がいますが、明日の頂上ゴールではベテランの意地を見せてほしいですね…